市街化区域内の農地・雑種地の対策が必要な事例

神奈川県A市の地主Xさんの相続税対策です。
土地だけで相続税評価額が6億になります。Xさんの問題点は、土地のうち市街化区域内の農地・雑種地が2億6,000万円にもなることです。全体の43%にもなります。市街化区域内の農地・雑種地は宅地比準評価となり、宅地並みの評価額となり、相続税の負担が重くなります。

この収益を生まない、あるいは、駐車場収入程度しか得られないこれらの土地ですが、相続税評価額は高くなってしまいます。
そこで、これらの土地の活用方法を検討し、相続税評価額を下げる対策をとります。
このように所有している土地について事前に相続税シミュレーションすることにより、有効活用されている土地と問題のある土地とがはっきりとなり、問題のある土地については、活用方法を検討し、あるいは生前売却や相続後売却するなど予め方針を決めておきます。